後漢

苦寒行

曹操

72篇中 6篇目

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原文漢文

北上太行山、艱哉何巍巍。

羊腸阪詰屈、車輪為之摧。

樹木何蕭瑟、北風声正悲。

熊羆対我蹲、虎豹夾路啼。

谿谷少人民、雪落何霏霏。

延頸長歎息、遠行多所懐。

我心何怫郁、思欲一東帰。

水深橋梁絶、中路正徘徊。

迷惑失故路、薄暮無宿栖。

行行日已遠、人馬同時飢。

担囊行取薪、斧氷持作糜。

悲彼東山詩、悠悠使我哀。

太行山の険しい行軍を描いた詩。厳しい自然と戦士の苦難、そして思郷の情が表現されている。

太行山は中国北部を東西に横断する険しい山脈であり、古代から軍事行動における大きな障壁であった。本詩はその険路を踏破する曹操軍の苦難を詳細に描く。「羊腸阪詰屈、車輪為之摧」と、羊の腸のように曲がりくねった坂道で車輪が壊れる有様を生き生きと描写する。

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