(かんそうかい)
曹操が烏桓討伐の帰路、渤海を望んで詠んだ四言詩。
壮大な自然の描写と詩人の雄大な胸懐が見事に調和した代表作。
「日月之行、若出其中。
星漢粲爛、若出其里」という句は、曹操の天下統一への野望を象徴している。
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東臨碣石、以観滄海。水何澹澹、山島竦峙。樹木叢生、百草豊茂。秋風蕭瑟、洪波湧起。日月之行、若出其中。星漢粲爛、若出其里。幸甚至哉、歌以詠志。
東に臨み碣石に、以て滄海を観る。水何ぞ澹澹たる、山島竦峙す。樹木叢生し、百草豊茂なり。秋風蕭瑟として、洪波湧起つ。日月の行く、若し其の中より出づるが如し。星漢粲爛として、若し其の裡より出づるが如し。幸甚だ至りたり哉、歌を以て志を詠ず。